注文住宅を計画していると、こんな疑問を持つ人は多いと思います。
- 窓ってどれくらい必要?
- 窓は多い方がいいの?
- トイレやお風呂に窓は必要?
実は、窓は多ければ多いほど良いというわけではありません。
我が家は家づくりの際、窓の役割をしっかり考えた結果、
あえて窓の数を減らす設計を選びました。
その結果、
- 冬暖かく
- 夏涼しく
- 光熱費も抑えられる
快適な住まいになっています。
今回は、我が家の窓計画の考え方と窓を減らした理由をご紹介します。
注文住宅の窓は何個必要?平均の窓数
まず気になるのが、窓の数の目安です。
一般的な戸建て住宅では、
20〜30個程度
と言われることが多いです。
ただし、この数には
- 採光窓
- 換気窓
- 小さな窓
などすべて含まれます。
実際には
「窓の数」よりも「窓の配置と役割」
の方が住み心地に大きく影響します。
我が家もこの考え方をベースに、
窓の数を見直しました。
我が家はトイレとお風呂に窓をつけませんでした
注文住宅では当たり前のように設置されることが多い
- トイレの窓
- 浴室の窓
ですが、我が家はどちらも設置していません。
理由はいくつかあります。
① 結露が発生しやすい
浴室やトイレは湿度が高くなりやすい場所です。
そこに窓があると
- 窓の結露
- カビの原因
になることがあります。
特に冬場は、窓周りの結露に悩まされるケースも多いです。
② 冷気が入りやすい
窓は壁よりも断熱性能が低い部分です。
そのため浴室やトイレに窓があると
- 冬のトイレが寒い
- お風呂の室温が下がる
という原因になります。
窓をなくすことで、
断熱性能を高めることができます。
③ 掃除の手間が増える
窓があると
- サッシ
- レール
- 窓枠
など掃除する場所が増えます。
特に浴室は湿気が多く、
窓周りの掃除が意外と大変です。
④ 防犯面の不安がある
トイレや浴室の窓は
- 人目につきにくい
- 小さくても侵入口になる
という防犯面のリスクもあります。
窓をなくすことで
防犯性も高めることができます。
マンションには窓のない浴室・トイレが多い
そもそもマンションでは
- 窓のない浴室
- 窓のないトイレ
は珍しくありません。
それでも不便がないのは
換気扇がしっかり機能しているからです。
つまり、必ずしも
窓がないと困るわけではない
ということです。
実際、我が家も窓なしですが
特に不便を感じたことはありません。
我が家の窓計画|南の窓を重視
窓を減らしたとはいえ、
単純に数を減らしたわけではありません。
我が家が重視したのは
南側の窓です。
理由は、冬の日射取得です。
冬は南からの太陽光を取り入れることで、
室内を自然に暖めることができます。
これは暖房費の節約にもつながります。
北・東・西の窓はできるだけ減らしました
一方で、
- 北
- 東
- 西
の窓は極力減らしました。
理由は方角ごとの特徴です。
北の窓
日射がほとんど入らない
→ 冷えやすい
西の窓
夏の西日が強い
→ 室温が上がりやすい
東の窓
朝日が強く入る
→ 夏は暑くなりやすい
そのため、これらの方角の窓は
必要な場所だけ設置しました。
北・東・西の窓はトリプルガラスを採用
さらに我が家では窓の性能にもこだわりました。
北・東・西側の窓は
トリプルガラス
を採用しています。
これにより
- 冷気の侵入を抑える
- 断熱性能を高める
効果があります。
特に北側の窓は
面積をできるだけ小さく
することで熱損失を抑えました。
南側はペアガラスで日射取得を優先
南側の窓は
ペアガラス
を採用しました。
理由は
冬の日射取得を最大化するためです。
トリプルガラスは断熱性能が高い反面、
日射取得量が少なくなることがあります。
そのため
- 南 → 日射取得重視
- 北東西 → 断熱重視
という考え方で窓を選びました。
窓は「多い家」より「考えられた家」が快適
注文住宅では
- 明るい家にしたい
- 風通しをよくしたい
という理由で窓を増やしてしまうことがあります。
しかし窓は
- 断熱性能
- 気密性能
- 防犯性
- 掃除の手間
にも大きく関わる重要な要素です。
だからこそ大切なのは
窓の数ではなく窓の計画です。
我が家は
- 不要な窓を減らす
- 方角を意識する
- 窓の性能を選ぶ
ことで、快適で省エネな住まいを実現することができました。
西側の窓はアウターシェードで日射遮蔽
我が家では、西側の窓にアウターシェードを設置しています。
夏の西日は特に強く、窓から直射日光が入ると室温が大きく上がる原因になります。そこで、外付けのシェードで日差しを遮ることで、窓から入る熱を効果的に抑える西日対策を行いました。
外付けのシェードは、室内のカーテンやブラインドよりも窓の外側で日射を遮る「日射遮蔽」効果が高く、室温の上昇を抑えるのにとても効果的です。実際に設置してみると、夏場の西日の影響がかなり軽減され、冷房の効きも良くなりました。
このように、窓の方角に合わせて日射をコントロールすることは、快適な住まいづくりにおいてとても重要だと感じています。
なお、アウターシェードの効果や具体的な使い方については、別の記事で詳しく紹介する予定です。
これから注文住宅を考えている方は、
ぜひ窓の役割から考えてみてください。
窓の計画ひとつで、家の住み心地は大きく変わります。


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